みなさん アロハ🤙
今回はハワイ島の火山は噴火中なのに何で観光客が見に行けるのかを簡単にご紹介します。
日本だったら火山が噴火している=危険 と感じますよね。
でもこのハワイ島にあるキラウエア火山は世界の中でも安全な火山という事で知られていて、100年前から時代が変わっても同じ光景を見ている観光客の姿がキラウエア火山国立公園内にも展示してあります。
今回はなぜハワイの火山は危険度が低いかを少しご紹介しますね。
まず1番は風向きです。
ハワイは太平洋の真ん中にあるので常に同じ方角(東側から西)に向かって風が吹き続けています。それもあって噴火口を見学できるのは必ず風上にあたる東側だけなんです。安全と言っても立ち入り禁止の区域(火口西側)に入ったらとても危険です。 2008年に山頂のハレマウマウ火口から煙が上がり始めましたが火山ガスによって国立公園内に入れなくなったのは1度だけ、その日は無風でガスが上空に停滞しちゃって入れないことがありましたが、それ以外はほぼ毎日入れるくらい風は安定して吹いています。
次は溶岩の性質の違いです。 ハワイの溶岩はベトベトしてなくて意外とサラサラしています。 サラサラ溶岩だと地下深くで発生したガスが沢山たまる前にすぐに上から抜けちゃってパワーを秘めた大きな爆発というのが起きずらいというのもあります。 それから山がなだらかなので流れるスピードも遅いとか。 そんなこともあってハワイ島ではこの50年間は噴火によって命を落とした人はいません。(立ち入り禁止危険区域などに入って亡くなった方はいますが、ルールを守って命を落とした人は0です)
ちなみに数年前までは1〜2時間歩くと溶岩が見える場所があったんだけどそのエリアに流れてる溶岩の速さは2倍速でもこんな感じなんです。
ただ火山の特徴をよく分からないで行くと色は黒いのにまだ熱を持ってる溶岩もあって靴が溶けちゃったりするので、また見れるようになった時もガイドと行くことをお勧めします。
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