みなさん Aloha🤙
ハワイ島ツアーガイド:アンクルKENです。
みなさんはハワイ島にあるシュノーケリング🤿で人気の高いカハルウビーチはご存知でしょうか?
ここはカラフルなたくさんの魚やハワイアオウミガメなども多く、波が安定していることでシュノーケリングや初心者のサーフポイントとしても人気の高いハワイ島のビーチがここカハルウビーチ(KAHALU’U BEACE)です 。
カハルウとは日本語にすると ”切るように泳ぐ” などの意味がありますがその由来は昔の神話とつなげることができます。
その話とは、このエリアを仕切っていた首長一族が居ましたがある時この場所に生簀を作って魚を捕まえてみんなで分けようという提案をし平民に大きなフィッシュポンド(生簀)を作るように指示しました。しかし半分くらいまで生簀が出来あがりはじめ段々と魚が取れ始めたにもかかわらずその首長一族は全く一般市民に分け与えることなく自分達ばかり良い思いをし始めたのを目にした平民たちは「魚を独り占めしてしまおうとする首長のために生簀は完成させられない」と怒ってしまい途中まで作った生簀を壊してしまったそうです。
そこでこの首長たち、今度はハワイに先住民として居たと伝えられているものすごく働き者のメネフネという小人たちを呼び出してこの場所に大きなフィッシュポンド(生簀)を作らせるよう指示します。彼らメネフネの特徴は小さい以外に明るいところが苦手で夕刻に日が暮れて暗くなってから夜中の間に一生懸命働きつづけ明け方にニワトリ🐔が鳴くと作業を終えて海に飛び込み去って行ったと言われる伝説の小人たち。数日が過ぎ彼ら(メネフネ)の作業が半分ほど終える頃にはすでに沢山の魚が罠にかかり村人たちの食料はだんだんと減っていってしまいました。
それに困った村人達はどうにかその騙されてしまっているメネフネの作業を阻止しようと翌日からニワトリを少しずつ少しずつ早く起こす作戦に出ます。 通常の5時から4時、4時から3時、3時から2時と。そしてとうとうメネフネは作業を続けることが出来なくなってしまい、このビーチの奥に見られる石堤防は海の半分くらいまで作られたところで終わってしまったという神話が残されています。そしてその時にニワトリの声を聞いたメネフネが作業をやめて海を飛び込み泳いで逃げる姿があまりにも素早く切って泳ぐようだったので”カハルウ”と名付けられたというお話もあります。
結局メネフネ達は作業を終えることが出来なくなり今でもカハルウビーチの奥には半分ほどまでしか完成していない溶岩ウォールを目にする事ができます。
そんな神話を持つカハルウビーチに今月新しい看板が設置されました。
神話ではなくカメハメハ大王が統一後にハワイ島へ戻り、この場所にクアへワと呼ばれる農地を作らせたことや娯楽や訓練で使われた”ホルア”について簡単に触れられています。
どんな内容かすぐ知りたい方はこの看板を見つけたら下部にあるQRコードを読みとってみてください。日本語での案内もあります。
カハルウビーチに行った際には是非シュノーケリングやサーフィンなどを楽しんでくださいね♫
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