ハワイ島ブログ

鉄人レース世界大会3年ぶりに開催〜

みなさん アロハ
ハワイ島の秋の風物詩でもあるアイアンマンレース(長距離トライアスロンレース)が今日3年ぶりに開催されました。
今年は男女別日での開催となったので女子のレースは一昨日10月6日に終了しましたが、白熱した争いでした。そして本日8日は男子のレースが行われています。
 
1981年から40年以上ハワイ島コナの風物詩となっているのが鉄人レースと呼ばれるこのアイアンマンレースですが、みなさんはトライアスロンという競技で、泳いで自転車に乗って最後にマラソンの3種目をこなすスポーツを知ってますか?
これはオリンピックでも競技として正式に認められた3種混合競技で水泳が1.5km、バイク40km、ラン10kmとオリンピックは距離が短いのですが、このアイアンマンレースはその中でも距離が長くスイムが3.8kmと倍以上です。水泳はプールで行われるものもありますがハワイ島では海を泳ぐので波や潮も影響します。
 
そしてそこから自転車に乗り換えハワイ島のカメハメハ大王像があるカパアウという街の方まで行って戻ってアップダウンの中180kmほど自転車を漕ぎます。
 
その状態から最後にフルマラソン42.195km走る
 
そのため鉄人レースと呼ばれています。ランの写真の1枚目白いウェアの人はここまで1位だった人です。

僕がガイドになった頃からこの日はロードクローズになってツアーが出来ないのでガイド仲間と一緒に過ごすことが出来る、ガイドにとってはお正月的なイベントだったので応援に行ったことは一度しかなかったのですが、2019年の大会を最後に中止や延期が続いていたこの世界大会なので今回は女子の部も男子の部も応援に行ってきました。
例年に比べて日本人選手は少なかったように思いますがそれでも白熱し活気溢れるコナの街を見るのはとても楽しかったです。
今回優勝したのはノルウェーのグスタブ・イデンさん

前を走っているこの方なんですが自転車を終えマラソン10km地点ではこの後ろの選手と2着争い、、、でも確実に1位を捉えられそうなペースで走っていました。そしてどうしても目に入ってくるのがクルー全員が被っていて漢字の書かれた帽子、、、

気になったので調べてみたら台湾の帽子で今ではチャンピオン帽子と呼ばれているものらしいです。。
さらに調べてみると2021年の4月にこんな記事が【台湾TODAY】
彰化県(台湾中部)埔塩郷の順沢宮は、通称「帝爺公」と呼ばれる北極玄天上帝を祀る。この順沢宮の刺繍の入った帽子は「冠軍帽(=チャンピョン帽子)」と呼ばれ、いまでも大勢の人がこれを目的に順沢宮を訪れる。ノルウェーのトライアスロン選手グスタフ・イデンさんが、日本を訪れたときに路上で拾い、これをかぶって国際試合に出たところ次々と優勝したことから、「冠軍帽」あるいは「神帽(=神の帽子)」と呼ばれるようになった。

簡単に考えたら「この人が日本でたまたま拾ったこの帽子を被って大会に出場したら勝てるようになって有名になったのでこの帽子がチャンピオン帽と呼ばれるようになった」そして今ではそれを求めに台湾まで来る人が出てきて人気が出てきている。という2021年4月の記事。

この人が今年もまたアイアンマンで優勝したとなるとこの帽子の価値と人気がどんどんと上がりそうですね。
ちなみに3種目の合計226km にも及び、男子トップの時間は7時間40分24秒
途中までずっと1位で頑張っていた下の写真のサム・レイドローさん(フランス)は2位で 7時間42分24秒

3位もノルウェーの選手で クリスティアン・ブルンメンフェルトさん 7時間43分23秒 でした。

女子は最後までいられなかったので写真は無いけど
1位 チョルシー・ソダロさん(アメリカ)8時間33分46秒
2位  ルーシー・バークリーさん(イギリス)8時間41分37秒
3位 アンネ・ハウグさん(ドイツ)8時間42分22秒
でした。
やっぱりスポーツって良いですよね。良い刺激になります。

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